「ママ友と話すのが苦手だな」と、幼稚園や小学校に行くたびに消耗していませんか?ママ社会でうまく立ち回るコツを先輩ママたちに大調査!今どきママ250人の「ママ友と上手に付き合う秘訣」をご紹介します。
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ママ社会って難しい!
すべての母親が参加することになるコミュニティ、それが「ママ社会」です。子どもという共通点はあるものの、そこに集う人たちは、年代も職業もバックグラウンドも千差万別!だから、幼稚園や小学校で知り合うママ、公園や地域センターで一緒になるママと、どのようにお付き合いしたらよいか悩む人が多いそうです。
ママ友付き合い「成功の秘訣10」
そこで、『ママキレイ総研』では30代・40代のママ250名にお付き合い事情を大調査!みんなの声を分析すると、ママ友と良い関係を築くために、みんなが実践していることには驚くほど共通点があったんです。それを法則化した「ママ友付き合いの成功の秘訣10」を、ママのリアルな声と共にご紹介します。
秘訣1:何はともあれ「笑顔で自分から挨拶」
「にこやかに挨拶する」(38歳:幼稚園児・小学生ママ)
「極力笑顔で接する」(37歳:保育園児)
「公園でも支援センターでも、子連れのママには誰にでもとにかく挨拶! 」(34歳:乳幼児・保育園ママ)
挨拶は、コミュニケーションの第一歩。みんなと良い関係を築くには、誰に対しても自分からほがらかに挨拶するのが基本です。いつ会っても、「こんにちは!」と笑顔で声をかけてくれるママ友に好感を覚えない人はいないはず!
秘訣2:まずは、深入りご法度!
「笑顔で接する。 幼稚園で困らないように接するが、つるまない」(39歳:乳児・幼稚園児ママ)
「あまり突っ込んだ話をしないが、いつも感じ良くしておく」(40歳:幼稚園児ママ)
「適度な距離を保ち、あまり深入りしない。根掘り葉掘りプライベートを聞かない」(43歳:幼稚園児・小学生ママ)
「あくまで子どもを通した知り合いで、自分の友達ではないから、踏み込み過ぎないようにする」(36歳:乳児ママ)
最初は、感じ良くみんなと関わり合いながらも、差しさわりのないお付き合いをするのが無難です。相手のプライベートに深入りするようなテーマで話すのは避け、「今日は寒いですね」といった気候の話、「運動会、楽しみですね」といった子ども関係のイベントの話をしておくとよいでしょう。
秘訣3:関係を深めるママ友を見極める!
「必要以上にママ友を作らず、本当に気の合う人とだけ付き合う」(44歳:小学生・中学生ママ)
「相性の良し悪しを判断してから仲良くなる」(40歳:保育園児ママ)
「あまり自分を偽らない」(30歳:乳児・幼稚園児ママ)
「連絡先を軽く教えない」(31歳:幼稚園児ママ)
お互いのことをよく知らない間に距離を急に縮めたり、輪を広げすぎたりすると、「価値観が違いすぎた」と後で後悔したり、仲がこじれたりするケースが多いようです。幼稚園や小学校でのママ社会は数年間続くものだと考え、焦らず自然体で振る舞いながら、「もっと仲良くなりたいな」と思える人をじっくり見つけましょう。
秘訣4:必要な時にはコミュニケーションを欠かさない
「クラスの集まりにはなるべく参加する」(40歳:幼稚園児・小学生ママ)
「プライベートに深入りしないようにしているが、適度に連絡を取るようにしている」(32歳:保育園児・小学生ママ)
「連絡がきたら、きちんと返す」(30歳:乳児・幼稚園ママ)
仲の良いママ友が少ないタイミングでは、学校行事やグループLINEに参加する時に、緊張や不安を感じるもの。でも、コミュニケーションを取るのを避けていてはダメ。無理をする必要はありませんが、みんなと関わる機会を大切にし、関係を途切れさせないようにしましょう。
秘訣5:付かず離れずの距離感で!
「広く浅く、情報交換がメインの付き合いを心がける」(46歳:幼稚園児・小学生ママ)
「たまにランチして、子どもの話題など知りたい情報を教え合うくらいの関係が良い」(42歳:中学生ママ)
「ゆるく付き合う。遊ぶのも月に1回程度」(36歳:乳児・保育園児ママ)
「月1ぐらいで会う」(31歳:乳児・幼稚園児ママ)
必要以上にべったり付き合うと、どちらかが負担を感じたり、無理が生じやすいもの。月に1回ぐらいの頻度で集まるようにし、情報交換や世間話ができる距離感がちょうど良いようです。一緒に過ごす時間は楽しく意義あるものにすべきですが、深入りや束縛はトラブルの原因になりがちです。
秘訣6:親しき仲にも礼儀あり!
「お世話になったらお礼をする。最低限のマナーや常識を守る」(42歳:小学生ママ)
「仲が良くても、何かしてもらった時にお礼をしたり、メールする時間帯に配慮したり、礼儀は忘れない」(40歳:幼稚園児・小学生ママ)
「子どもがよく遊びに行く家の方には、LINEや出会った時に声をかけて挨拶するようにしている」(45歳:小学生・中学生ママ)
ママ同士はいつもギブアンドテイクの関係です。子どもの面倒を見てもらったり、学校の情報を教えてもらった時になどは、きちんと感謝の気持ちを伝えることが大切!また、忙しい時間帯には立ち話を早く切り上げる、遅い時間には連絡しないなど、相手の生活スタイルに配慮したコミュニケーションを心がけるようにしましょう。
秘訣7:相手の子どもを好きになる
「笑顔は欠かさず、相手の子どもも好きということを伝えるようにしている」(33歳/幼稚園児ママ)
「ママ友の子どものちょっとした行動をほめる」(41歳:幼稚園児・小学生ママ)
「他人の子どもを悪く言わない。自分の子どもをママ友の前ではあまり褒めない」(43歳:小学生・中学生ママ)
誰でもでも自分の子供は一番可愛いのだから、子どもをほめられてイヤな気持になる人はいません。相手の子どもに好意と関心を持ち、「〇〇君、元気な声で挨拶できるね」「小さい子に優しくしていたよ」など、些細な行動をほめるようにしましょう。また、子どもの性格の捉え方も重要です。やんちゃな子は「活発で物おじしない」、人見知りの子は「慎重で、周りが良く見えている」と、個性をポジティブに解釈し、褒め上手なママを目指しましょう。
秘訣8:みんなの聞き役になる
「聞き上手になる。ほめ上手になる」(43歳:乳児・幼稚園児ママ)
「出来るだけ話の聞き役になる。自分ばかり話過ぎないようにする」(34歳:乳児ママ)
「悩みに共感すること」(30歳:保育園児・幼稚園児・小学生ママ)
家事・育児・仕事に毎日奮闘するママたちは、子育ての悩みや夫の愚痴、世間話など、みんなしゃべりたいことをいっぱい抱えています。ランチ会などではあまりでしゃばらず、「よくわかる!」「うちもそうだよ」と共感し、聞き役に徹した方がよい関係が築けるようです。
秘訣9:ママトークの“地雷”を避ける
「自慢話、悪口を言わない」(35歳:小学生ママ)
「人のウワサ話や悪口をべらべら話さない、広めない」(42歳:小学生ママ)
「人のことを悪く言わない。人の悪口を誰かが言い出したら半分ふざけて笑いながら聞き流す」(31歳・幼稚園児ママ)
「愚痴や困ったことは話すし聞くけど、育て方について深入りしない」(32歳/乳児・幼稚園児ママ)
「子供の成長に関わることはあまり言わない」(30歳:乳児ママ)
「あまり家庭のことは話さない」(41歳:小学生ママ)
多様なママが集まるランチ会や懇親会では、会話の地雷を踏まないように注意が必要です。ママトークの地雷と言われている「自分や子どもの自慢話」「ママ友や先生の悪口・噂話」「子どもの成長度合いや育て方」「夫の職業など家庭の話」は避け、当たり障りのない話をするのが安心です。また悪口などで盛り上がり始めたら、聞き役に回って、意見を求められても冗談っぽくスルーするようにしましょう。
秘訣10:無理をしてまでママ友を作らない
「付き合いが面倒なので、そもそもママ友を作らないようにしている」(36歳:保育園児・中学生ママ)
「所詮子ども同士の繋がりのための関係。そんな中で、気が合う人に出会えればラッキー。嫌な思いをしてまで、無理に仲良くする必要はない」(36歳:小学生ママ)
「ママ友を一生懸命つくろうとしない。自然に身をまかせる」(34歳:乳児ママ)
「嫌なことは簡潔に断る」(31歳:幼稚園児ママ)
「ママ友いない」は意外と普通!母親278名“ぼっち事情”」の記事で紹介している通り、『仲の良いママ友がいない』という人は全体の27.3%、つまり4人に1人が“ぼっちママ”なんです。ママ社会は、あくまで子ども経由のコミュニティで、3年・6年という期間限定。挨拶と笑顔を欠かさず、マナーを守って感じよくみんなと接しながら、「無理して“自分の友達”を作る必要はない」という心づもりで気楽に過ごせば、きっと人付き合いのストレスは減るはずです。
調査方法:インターネット調査
分析対象:日本在住の30代・40代のママ250名。
調査時期: 2018年10月