小中学校のオンライン保護者会・懇談会・PTAなどで、「どんな服装を選んだのか」現役ママに緊急調査!ニューノーマルにおける保護者会の最新コーデ事情を紹介します。併せて、オンライン映えするコーデ術をスタイリストが伝授!好印象な装いを選べば、慣れないZoom学校行事でも感じのよいママになれるはず♡
マスク時代、進化する学校行事
保護者が一堂に会する行事は、コロナ禍において大きなリスクを伴う場となってしまいました。そのため、今、学校をはじめ、塾や学童などにおいて、親向けイベントがオンラインで開催されるように!授業参観や学校説明会など、見るだけ・聞くだけでよいイベントは動画配信へと移行。そして、保護者会やPTA、懇談会など、保護者が交流するイベントは、Zoomを活用する形でオンライン化しています。
あるある!オンライン保護者会の失敗談
学校行事が動画配信される場合、参加ハードルが下がるのに対し、Zoomで開催される場合は、慣れないママが多いせいか、気苦労や失敗が増えるようです。
オンライン保護者会の最新事情!
Zoomを活用した保護者イベントは、始動したばかり。みんな手探りで、何を着たらいいのかなどリアルな情報も不足気味です。そこで、『ママキレイ総研』は、30代・40代ママ252名に緊急アンケートを実施!リアルなママの声から、最新のオンライン保護者会事情を明らかにしました。
オンライン保護者会の参加経験
最初に、オンライン保護者会やPTAへの参加経験を尋ねたところ、「参加したことがある」と答えたのは、全体の27%でした。学校でもニューノーマル時代の行事のあり方を模索しており、現時点で、約4人に1人のママが、Zoomを使った保護者向けイベントに参加していることが判明!
オンライン化しているのは、幼稚園?小学校?
子どもの就学状況別に参加率を比較したところ、小学生・中学生・高校生や大学生の子どもを持つママの参加率が高い傾向が見られました。特に、PTA活動が盛んで、親が関与する場面が残る小学校の場合、4割弱にのぼるママがリモート学校行事に参加。一方、送迎などで、保護者が園に足を運ぶことが多く、普段からリアルな場でやり取りしている保育園や幼稚園では、オンライン化はあまり進んでいないよう。
オンライン保護者会の服装
次に、オンライン保護者会参加経験のあるママ69人に、その当日の服装を尋ねたところ、最も多かったのは、デニムやTシャツといった「カジュアルな服装」でした。次に多かったのは、ブラウスやスカートといった「キレイめな服装」で、カジュアル派とキレイめ派で二分される傾向でした。家から参加する学校行事において、スーツなどの「きちんと派」は4%と少なく、また、「寝起きのパジャマ?」と誤解される恐れのあるジャージやスウェットなどの「スポーティ派」は0%という結果に。
従来の”リアル”な保護者会と比べると?
教室に集まって行われた従来の保護者会とママの装いを比較したところ、オンライン化によって、「キレイめ派」「きちんと派」が減少し、服装のカジュアル化が進んでいる様子が見えてきました。新しい生活様式に移行したことで、従来よりリラックスした雰囲気で学校行事に参加できるように!
Zoom映えが叶うママコーデ
ここからは、オンライン保護者会で好感を持たれる着こなし術をご紹介。顔や表情が暗く映りがちなZoom画面越しで好印象に見せる8つのコツを、ママスタイリストのMikoさんに教えてもらいました。
①新定番は「カジュアルコーデ」
保護者会の王道コーデといえば「キレイめな服装」でしたが、家から参加できる今、気負いのない「カジュアルな服装」が新定番に!ただし、保護者が集う公式なイベントであることには変わりないので、だらしなく見えないよう注意して。失礼がないように清潔感のある上品カジュアルコーデを目指しましょう。
②「素材」より「形」にこだわって
Zoom画面を通すと、素材感は伝わりにくくなります。「学校行事で着るにはラフ過ぎる?」と少し心配になるTシャツやざっくりニットなどでも大丈夫でしょう。ただし、パジャマ見えを避けるために大事になるのは「形」です。リラクシーな素材でも、首や肩周りにアクセントがあるトップスを選ぶと、きちんと感が生まれます。
③地雷色は「白」と「黒」
学校行事におけるママの着用率が高かった白と黒のアイテムですが、オンライン映えはイマイチ。白い壁の前で白の服を着ると、WEBカメラの自動補正機能によって、画面全体が暗く調整されます。一般的にはレフ板効果があると言われる白トップスですが、Zoomでは肌を青白く不健康に見せるので、避けた方が安心です。
一方、黒トップスは、顔映りは悪くないのですが、画面全体が重く見えがち。着る場合は、髪をアップにしたり、Vネックなど肌見せできるデザインを選んだり、抜け感を演出しましょう。
④失敗ないのは「グレー・茶・紺」
Zoomのギャラリービューで悪目立ちせず、かつ画面越しでキレイに見えるカラーは、グレーやブラウン、明るめのネイビーです。ママに人気のベージュですが、肌なじみによってはハダカっぽく見えてしまうので、あまりおすすめしません。明るい雰囲気になりたい人は、パステル系カラーを選んでも良し。主張の強い原色系ではなく、優しげな水色やピンク、ミントグリーンやレモンイエローがおすすめです。
⑤まずは「無地」が無難
後ろに本棚や観葉植物などが映り込む場合、ママまで柄モノを着ると画面がごちゃついて見えます。また、千鳥格子やストライプなど細かい柄は、画面上でチラつく危険が。まずはシンプルな無地のトップスを選ぶと、失敗しませんよ。
⑥きちんと感は「アクセサリー」で盛る
Zoom画面で見たときに、地味&部屋着っぽくなってしまう場合は、ピアスやネックレスなどアクセサリーをオン!それだけで、一気に顔まわりが華やかになり、よそ行き感が生まれます。
⑦メイクは「形」と「血色」重視
画面越しでは洋服の素材感が伝わりにくくなるのと同様に、毛穴や吹き出物など肌のアラも目立ちにくくなります。だから、メイクの頑張りどころは、ベースメイクではなく、ポイントメイク!眉やアイラインをいつもより強めに描くと、顔が引き締まって見えます。また、肌はどんより暗く見えがちなので、ヌーディなリップを塗ると老けた印象に。血色感のある鮮やかなリップを塗り、明るく親しみやすいママになりましょう。
⑧最終手段は「外見の補正」
服にもメイクにも手をかけられない多忙ママは、Zoomの美肌機能を活用すべし。やり方は超簡単!Zoomを立ち上げて、「歯車」マークの設定画面で、「外見を補正する」をオンにするだけ。でも、補正度合が強すぎると、いかにも加工した感が出るので、さじ加減が大切。ほんの少しだけバーを動かして補正すると、自然な形で美人見えが叶いますよ。
リモートだから、親しくなれる!
コロナ禍では、長時間の会話は敬遠され、マスクによって表情が見えにくくなり、ママ友作りが難しくなったと言われています。だからこそ、大事にしたいのが、オンラインの場!zoomを使った学校行事であれば、ノーマスクで気兼ねなく交流できます。「はじめまして」が多いオンライン保護者会やPTAで、感じのよい装いを選び、みんなとの距離をぐっと縮めてみましょう。
調査方法:インターネット調査
分析対象:日本在住の30代・40代の子育て中の女性252名。
調査時期: 2021年2月
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