仕事は「パート」が3割!幼稚園・小学生ママ135名の働き方事情

仕事は「パート」が3割!幼稚園・小学生ママ135名の働き方事情

仕事はパート?それとも正社員?幼稚園・小学校に通う子どもを育てる30代&40代ママの「最新働き方事情」を調査しました。
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ママの働き方の“正解”とは

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あなたは目撃したことがありますか?ママ向けのネット掲示板で勃発する専業主婦 vs. ワーママのバトルを・・・。「子どもが小さいうちは、母親は専業主婦となって家にいるべき!」「いや、母親が仕事に励む姿を見せた方が、子どもの教育に良い!」「バリバリの正社員よりパートぐらいがベスト!」と、自身の働き方の優位性を主張するように、激しいマウンティングが行われています。

このように、ママたちの間でバトルが繰り返されるのには理由があります。それは、今、ママたちの働き方の“正解”がわかりにくい時代になったからなんです。
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キャリアプランの充実が、迷いを生む

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私たちが子どもだった頃、父親が一家の大黒柱として働き、母親は専業主婦として家庭を支えるのが“普通”だと考えられてきました。しかし、「一億総活躍社会」となった現在、専業主婦比率は大幅に減り、家事や育児をしながら働くワーママ比率が急増!もはや女性が結婚・出産後に退職するのは当たり前ではなくなり、子育て中でも自分の意思で様々なキャリアを選べるようになりました。
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ママの働き方の選択肢が増えたことは本来喜ばしいことなのですが、同時に迷いや不安を増やすことにも繋がりました。選択肢が多すぎるが故に、働き方の正解がわからず、多くのママが自分の判断に自信が持てなくなるようです。その結果、他の人の働き方に嫉妬しながらも、自分の選択を正当化しようとするため、専業主婦とワーママが対立することに!特に、子どもが幼稚園や小学校に進学し、ママの復職が現実味を帯びるタイミングで、この“お仕事マウンティング”が激化する傾向が見られます。
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今どきママの“普通”を知ろう!

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「自分はどんな働き方をするべきか?」と迷ったとき、ぜひ行ってほしいのが、今どきのママの“普通”を知ることです。みんなのリアルな就業状況を理解することで、自分の中に1つの基準が生まれます。みんなの“普通”は必ずしも正解ではありませんが、「ママの多くは○○を選んでいるのか・・・それなら私はこうしよう!」と、キャリアの方向性を定めやすくなります。

とはいえ、同じクラスの保護者に「何のお仕事されてるんですか?」と聞くのには抵抗感がありますよね。そこで、ママキレイ総研では、30代・40代の子育て中の母親にアンケート調査を実施!子どもの進学状況別に、今どきママの働き方を調べました。

ママの働き方 最新事情

1)いま現在のお仕事は?

最初に、“お仕事マウンティング”が行われがちな幼稚園児&小学生の子供を育てるママに注目!幼稚園生・小学生ママ135名の「現在の就業状況」をご紹介します。

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アンケート調査の結果、幼稚園生&小学生ママの約6割が「専業主婦」ということが明らかに!幼稚園や小学校は、下校時間が早く、長期休みもあります。最近では延長保育や学童も充実してきていますが、PTAや授業参観など、平日昼に行われる学校行事にたびたび参加しなくてはいけないのが実情です。女性の社会進出が進んだ現代でも、幼稚園生&小学生のママは、主婦として家事育児に専念することを選択する人が過半数にのぼります。

一方、空き時間を生かして、非正規のスタイルで働く「パート(派遣社員を含む)」派ママは約3割いるという結果に!「正社員(公務員含む)」として働くキャリア派ママは、約1割と少数派のようです。

2)理想の働き方は?

幼稚園&小学生を育てるママの半数以上が専業主婦ということがわかりましたが、そんなママたちは今の自分の状況に満足しているのでしょうか?次に、みんなの「理想とする働き方」をご紹介します。

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専業主婦が多数を占める幼稚園生&小学生ママですが、実は働きたいと思っている人が約8割にのぼることが判明!理想の就業形態としては、「正社員」が25%に対し、「パート」が52%と、非正規雇用を希望する人が倍近いという結果に。子供が小さい間は、バリキャリではなく、ゆるキャリを望むママが多いようです。

3)専業主婦の比率はどう変わる?

幼稚園生&小学生を育てるママの多くが、「いま現在、専業主婦だけど、状況が許すならば働きたい」と思っている実情が見えてきました。では、ママはいつ専業主婦を“卒業”できるのでしょうか?次に、子どもの成長にともない、「専業主婦比率」がどう推移するのか紹介します。

専業主婦比率 推移 変化 グラフ 子供の年齢

分析の結果、子どもの成長と共に、専業主婦比率は大きく減少することがわかりました。手がかかる乳幼児や幼稚園生ママの場合、7割を超えるママが専業主婦というスタイルを選択しています*。子どもが小学校に進学すると専業主婦比率は減少し、中学校進学時には正規・非正規、自営で働く兼業主婦(ワーママ)が、専業主婦を上回ることに!
*保育園ママは有職が基本となるため、ここでは集計対象から除外。

4)パート比率はどう変わる?

では、ママの理想の働き方である「パート・派遣社員」など非正規雇用で働く人の割合は、どのように変わっていくのでしょうか?

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パート比率は、子どもが小学校に進学したタイミングで倍増することが判明!小さかった我が子も、小学生になれば登下校も留守番も一人でできるようになります。ママが自分のために使える時間が大幅に増えるため、理想通り、パートや派遣社員として、社会復帰が可能になるようです。
※なお、正社員比率は、10%台前半を推移し、子どもの成長度合いで大きな変化が見られませんでした。

まとめ:子育て中の働き方

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育児や家事に注力するため、子どもが小さいうちは「専業主婦」を選択するのが、今どきママの“普通”。でも、実は多くのママが働きたいと願っていることも判明しました。パートや派遣社員などとして復職するチャンスは、子どもが小学校進学のタイミングのようです。現在、乳児や幼稚園生を育てるママは、数年後を見据えて、情報収集をしたり、スキマ時間に資格の勉強をするなど、準備をしておきましょうね。
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【調査概要】
調査方法:インターネット調査
分析対象:日本在住の子供のいる30代・40代女性230名(保育園児のみを育てる母親は除外)。うち、幼稚園生・小学生を育てる母親は135名。
調査時期: 2018年10月